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アルカネット
春の終りから秋にかけて青紫色の小さな花を咲かせてくれます。「Alkanna tinctoria」は根に赤い色素を持ち、古くから染料や化粧品に利用されてきました。
毒草名
アルカネット(Alkanet)、アルカンナ(Alkanna)、アンチューサ、牛舌草(ウシノシタグサ)
学 名
Anchusa officinalis、Alkanna tictoria
特 性
ムラサキ科 シノシダグサ属、淡い記憶の耐寒性多年草
花 期
4〜7月
毒部位
根
成 分
アルカニン(Alkannin)
症 状
肝機能障害
属名のアンチューサ(Anchusa)は、ギリシア語で「化粧料」「皮膚に塗る」と言った意味を示しています。一般に流通している薬用ハーブ「アルカネット」はAnchusa officinalis≠ナofficinalis≠ニは薬用の意味を持ちます。Alkanna tinctoria≠ヘ根に赤色色素を持ち染料に用いられています。tinctoria≠ニついたものは「伝統的な染料植物」の意味ですね。また、「アンチューサ」の名で流通しているのはAnchusa capensis≠フ園芸種「ブルーチャーム」が多いようです。他に鑑賞用として花穂の長いAnchusa azurea≠ネどもあります。なんだかややこしいですね。
-------- ブルーチャーム --------
-------- Anchusa azurea 'Dropmore' --------
≪MEMO≫
・アルカンナ色素:アルカネットの根より、エタノールで抽出して得られたもの。主色素はアルカニン。
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